【投資前に知るべき】ソーシャルレンディング4つのリスクとその回避策

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングへの投資って危険じゃないの?

 

できるだけリスクは低く試してみたいんだけど…

 

銀行預金の金利が0.001%の時代に「5%以上の利回り」が期待できるソーシャルレンディングってちょっと怖い感じがしますよね?

 

でも、ちょっと待ってください!

 

リスクをきちんと理解した上で、それを織り込んだポートフォリオ(※)を組みさえすれば、ソーシャルレンディングはほぼ確実に収益を上げられる仕組みになっているんです。

※ポートフォリオとは?
ここでは、投資先(事業者+投資案件)への資金の配分比率という意味です。

 

そこで今回の記事では…

  1. 知っておくべきソーシャルレンディングのリスクとは?
  2. 低リスクな投資方法とは?

これらについて丁寧に解説します。
特に投資方法については予算に応じたおすすめのポートフォリオを作って説明していきますね。

 

ソーシャルレンディングは投資である以上、元本が必ず戻ってくるものではありません。

「自分のお金は自分で守る、そして増やす」

その方法の1つとして参考にしていただけたら幸いです。
それではソーシャルレンディングのリスクから見ていきましょう!

 

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ソーシャルレンディングのリスク(危険性)

ここではソーシャルレンディングで考えうるリスクと、それらをできるだけ回避するためのポイントを説明します。
新たな投資先として注目されているからこそ、そのリスクから目を逸らさず明らかにした上で、手堅く旨味を享受しましょう。

 

事業者が破綻するリスク

ソーシャルレンディングを運営するmaneoやクラウドクレジットといった事業者が破綻するリスクのことです。

直面すると最もダメージが大きいリスクがこれです。

銀行預金とは違い、事業者が破綻すると投資家は一切の資金を回収することができなくなります。
例え注目のサービスであっても、まだ盤石な体制ではない創業直後の企業が運営していることもあるので、投資先の事業者の選定はソーシャルレンディング投資において最も重要なポイントです。

また破綻はしなくとも、2018年のグリーンインフラレンディングのように不正を行い→業務停止となった事業者についても元本の回収は非常に厳しいものとなります。

 

しかし、このリスクは回避できないものではありません。
投資先の事業者は以下の点を満たしているところから優先的に選ぶようにしましょう。

  • 上場している
  • 大手企業が株主に入っている
  • 代表者のキャリアが信頼できる

 

案件の貸し倒れリスク

案件に投資した資金が返ってこないリスクです。

資金の借り手企業が倒産するなどして元本・利息が返済がされなかった場合、その案件に投じた資金の一部または全部が回収できなくなります。(いわゆる元本割れ)

ソーシャルレンディングはあくまで投資であるため元本は保証されていません。

もちろん、「お金の貸し借りの場」を提供してくれているだけのソーシャルレンディング事業者が肩代わりしてくれるといったこともありません。

そのリスクを負う代わりに、年率5%以上の利回りが得られるということは理解しておきましょう。

 

しかし、不動産担保が付いている案件であれば、担保の売却によって資金を回収できる可能性もあります。

業界最大手のSBIソーシャルレンディングは、貸し倒れ発生時の迅速な回収活動によってより一層の信頼を獲得しています。
一方でmaneoのように信頼を地に落とすケースもあることから、貸し倒れの時こそ事業者の真価が問われるタイミングであると言えます。

ここで重要になってくるのが、募集額に見合った担保が設定されているかどうかという点です。
例えば評価額8億円の担保が付いている案件でも、募集額が10億円であれば、貸し倒れた時点で差額の2億円はほぼ回収不能となります。
募集額が10億円の案件であれば、担保には最低12〜15億円の価値があるか確認しましょう。(= LTV70~80%※)

LENDEXなど一部の事業者は、上場グループ企業である東急リバブルに担保査定を依頼するなどしてその信頼性を確保しています。

※LTVとは?
Loan To Valueの略。
担保価格に対する借入金の割合のこと。

10億円の案件に12.5億円の担保が付いていればLTVは80%。(= 10億円 / 12.5億円 × 100)
この値が低ければ低いほど元本が保全される可能性は高くなります。

 

なお、最近注目の不動産クラウドファンディングであるCREALFANTASの案件には担保が付いていませんが、投資家の安全性を高めた「優先劣後出資方式」(※)という仕組みを採用することで、比較的低リスクな投資を行うことができます。

※優先劣後出資方式とは?
FANTASを例に挙げると、各案件ごとに80%を投資家、残り20%をFANTASがそれぞれ出資することで、案件で扱う不動産物件に価格下落が生じた場合も、その下落がFANTAS出資分である20%までであれば投資家の元本は守られるという仕組みです。

利益は優先的に投資家から配分され、損失が出た場合はFANTASの出資金から優先的に負担されます。

 

貸し倒れは銀行融資でも起こり得ることなので、100%回避できるものではありませんが、極力ダメージを小さくするために…

  • 貸し倒れも想定し、資金を細かく分けて複数案件に投資する。
  • できるだけ担保が付いた案件を選ぶ。
  • 担保付きの案件がなければ、安全な仕組みを採用している事業者での投資を検討する。

これらの点は意識しておく必要があります。

 

途中解約できないリスク

ソーシャルレンディングでは、一旦投資をすると投資期間中は資金が拘束され途中解約はできません。

銀行の定期預金と同じですが、直近で使う予定のあるお金は投資に回さないよう注意しましょう。

投資期間は案件ごとに異なりますが、3ヶ月〜2年程度のものが中心です。
投資期間は事業者ごとに特徴があるため、事業者を選びのポイントにもなります。

 

ソーシャルレンディングは株式投資などと異なり自由に資金を出し入れできないため、以下のルールで投資することをおすすめします。

  • 投資はあくまで余裕資金で。
  • 全資金を一括で投下しない。投資期間中は身動きがとれなくなります。
  • 投資期間は半年〜1年の短期案件を中心に。遠い未来は予測できません。

 

投資効率が悪くなるリスク

案件の投資期間より前に資金が早期償還(繰り上げ返済)されることで、想定していた利回りを達成できないケースがあります。

元本が手元に早く戻ってくるので見方によってはメリットと言えるかもしれませんが、見込んでいた利息が得られない、且つ再投資の手間もかかるため投資効率は悪くなります。

早期償還後ただちに再投資の申し込みをしたとしても、申し込みから実際の運用開始までには待機期間(※)があるため、資金が運用されていない(利息が付かない)時間が増えてしまいます。

※待機期間とは?
投資の申し込み〜運用開始までのタイムラグのこと。

例えば、案件の申込み期間が1/1〜1/10だったとしても、運用は必ずしも1/11から開始されるわけでなく、2/1からなどと案件によって異なります。
このケースであれば、待機期間は1/11〜1/31までの21日間。この期間に利息は発生しません。

 

早期償還されるかどうかを事前にわかりませんが、早期償還があることは理解した上で、以下の点を意識してポートフォリオを作りましょう。

  • 早期償還によって資金の大部分が未運用の状態にならないよう、複数の案件に分散投資する。
  • 定期的に運用状況を確認し、償還された資金があればただちに他の案件、または他の投資先(株式等)にまわす。

 

ここまでに説明したリスクと回避のポイントを踏まえて、次は具体的な投資方法をシミュレーションしてみましょう!

 

予算別のポートフォリオ例

ソーシャルレンディングのリスクを考慮しながら、「自分ならこう投資する」というポートフォリオを予算別に作成しました。

各ポートフォリオごとにその意図も解説しているので、ご自身の予算に合わせて参考にしてみてください。

 

10万円未満のポートフォリオ

予算2〜9万円を想定しています。
「ソーシャルレンディングをまずは試してみたい」という方におすすめのポートフォリオです。

目標利回り 年率5.0%
目標収支 +1,000円(20,000円 → 21,000円)

投資先の事業者投資比率想定利回り
CREAL(案件1)50%4.5%
FANTAS(案件1)50%5.5%

1万円から投資できるCREALとFANTASへそれぞれ1案件ずつ投資する形です。
どちらも優先劣後出資方式を採用しているため、低リスクな運用が期待できます。

まずは、手堅く実績を出してソーシャルレンディングの力を体感してみましょう!

 

  • 優先劣後出資方式を採用+短期案件が中心のFANTAS・CREALを選択。
  • 2事業者、計2案件への分散投資。

 

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10万円のポートフォリオ

予算10万円を想定しています。
積極的な投資とまでは行かないけど、「当面使わないお金を銀行に預けておくのはもったいない」という方におすすめのポートフォリオです。

目標利回り 年率5.8%
目標収支 +5,800円(100,000円 → 105,800円)

投資先の事業者投資額想定利回り
SBIソーシャルレンディング
(案件1)
50,000円6.5%
FANTAS(案件1)30,000円5.5%
CREAL(案件1)20,000円4.5%

上場企業のグループ会社として信頼度の高いSBIソーシャルレンディングを軸に投資します。
それに加え、優先劣後出資方式により低リスクな投資ができるFANTASとCREALにも資金を分散しました。

SBIの案件ではある程度高めの利回りを狙いますが、貸し倒れの回収実績も高くリスクは低いものと考えています。

投資の第一歩として現実的なリターンを狙います。

 

  • 上場企業のグループ会社であり実績もあるSBIソーシャルレンディングを中心に投資。
  • 優先劣後出資方式を採用+短期案件が中心のFANTAS・CREALを選択。
  • 3事業者、計3案件に分散投資。

 

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50万円のポートフォリオ

予算50万円を想定しています。
一定のリスクをとりつつ、ソーシャルレンディングならではのリターンを体感したい方におすすめのポートフォリオです。

目標利回り 年率6.1%
目標収支 +30,500円(500,000円 → 530,500円)

投資先の事業者投資額想定利回り
SBIソーシャルレンディング
(案件1)
50,000円6.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件2)
50,000円6.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件3)
50,000円5.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件4)
50,000円5.5%
FANTAS(案件1)50,000円8.0%
FANTAS(案件2)50,000円5.5%
CREAL(案件1)50,000円4.5%
CREAL(案件2)50,000円4.0%
クラウドクレジット(案件1)20,000円7.5%
クラウドクレジット(案件2)20,000円7.5%
クラウドクレジット(案件3)20,000円7.5%
クラウドクレジット(案件4)20,000円7.5%
クラウドクレジット(案件5)20,000円7.5%

上場企業のグループ会社として信頼度の高いSBIソーシャルレンディングをメインとし、優先劣後出資方式により低リスクな投資ができるFANTASとCREALをサブという位置づけにしました。

この形で全体の8割は手堅く運用しつつも残りの2割はクラウドクレジットへ配分。7〜10%の高利回り案件を狙います。
クラウドクレジットは新興国案件が多く貸し倒れのリスクは比較的高いため、投資額を小さめに設定し細かく分散しています。

目標利回りは6%超え。ソーシャルレンディングならではのリターンを目指します。

 

  • 上場企業のグループ会社であり実績もあるSBIソーシャルレンディングを中心に投資。
  • 優先劣後出資方式を採用+短期案件が中心のFANTAS・CREALを選択。
  • 代表者の実績・株主の信頼度が高いクラウドバンクで高利回りを狙う。ただし貸し倒れも想定して投資額は小さめに。
  • 4事業者、計13案件に分散投資。

 

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100万円のポートフォリオ

予算100万円を想定しています。
ソーシャルレンディングを主要な投資先として、大きなリターンを狙いたい方におすすめのポートフォリオです。

目標利回り 年率6.0%
目標収支 +60,000円(1,000,000円 → 1,060,000円)

投資先の事業者投資額想定利回り
SBIソーシャルレンディング
(案件1)
100,000円6.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件2)
100,000円6.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件3)
100,000円5.5%
SBIソーシャルレンディング
(案件4)
100,000円5.5%
FANTAS(案件1)100,000円8.0%
FANTAS(案件2)100,000円5.5%
CREAL(案件1)100,000円4.5%
CREAL(案件2)100,000円4.0%
クラウドクレジット(案件1)30,000円7.5%
クラウドクレジット(案件2)30,000円7.5%
クラウドクレジット(案件3)30,000円7.5%
クラウドクレジット(案件4)30,000円7.5%
クラウドクレジット(案件5)30,000円7.5%
クラウドバンク(案件1)50,000円6.5%
クラウドバンク(案件2)50,000円6.5%

50万円のポートフォリオをベースに分散先としてクラウドバンクを追加しました。

「平均利回り6.99%、貸し倒れ0件」と十分な実績のある事業者ですが、最近は将来の雲行きが怪しい太陽光案件が多いため、投資額は低めに抑えています。

こちらも目標利回りは6%超。
元本は大きいものの、最も注意すべき事業者が破綻するリスクはかなり限定的になったかと思います。

 

  • 上場企業のグループ会社であり実績もあるSBIソーシャルレンディングを中心に投資。
  • 優先劣後出資方式を採用+短期案件が中心のFANTAS・CREALを選択。
  • 代表者の実績・株主の信頼度が高いクラウドバンクで高利回りを狙う。ただし貸し倒れも想定して投資額は小さめに。
  • 過去に貸し倒れも無く、太陽光案件等で高利回りが狙えるクラウドバンクへ投資。ただし利回り相応のリスクは想定し投資額は小さめに。
  • 5事業者、計15案件に分散投資。

 

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まとめ

ソーシャルレンディングは株式投資やFXと違って、多くの知識や経験、そして時間がなくとも手堅く資産を作れる手段です。

しかし、そのリスクだけは確実に押さえておきましょう。
目に見えないリスクも事前に知っていれば回避は可能となります。

銀行に寝かせたままのお金がある方は、まずは2万円からソーシャルレンディングを始めてみませんか。

 

本記事で紹介したソーシャルレンディング事業者についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。